えいご村の準備のために前回はクラーク記念国際高等学校さいたまキャンパスでプレえいご村を実施、今回は第一学院高等学校埼玉キャンパスで実施しました。
本実施に向けて参加者募集中。
生徒の場合参加者とその保護者のコンセプトの理解が何よりも大切なのです。
4技能のうち聞く、話すはどこで教えてもらえるだろうと血眼になる親御さんがいます。
問い合わせでも「うちの子は進学校に通っていて英語は結構できるのですが、レベルは合いますでしょうか」的なものが結構あります。
そのプライドは大切ですが、それがダメなんですともいえます。
コミュニケーション力は学ぶものではなく、体験、実践なのです。
実際に耳で聞いて口の筋肉、舌の動きを意識、横隔膜を動かしてみる、さらに全身の筋肉を動かして見ることです。
だからただ聞いているだけではだめで、同時に体を動かしてみる。
赤ちゃんが言葉を修得していくときにはそうしているのです。泣くと横隔膜が動きます。通じないことを全身で表現していきます。そして次第にコミュニケーションができるようになります。
えいご村に来たらそういうことをやります。
英語耳、英語口、英語のクリティカルシンキング(why-because,what for,presentation練習),ダンスや歌、英語独特の表現、日本文化の英語で紹介などをやります。
3年間でメソッドとして確立してきたと思います。
自転車に乗れなかった子供が乗れるようになる、その身体感を伝えられればキャンプの意味があります。
ブームになっている英語の聞く・話すのカリキュラムなのですが、それを学習するというのでなく体験するというものだということを啓蒙していまなければなりません。
ブームで終わらせないためにもテストに出るからではなく、未来に世界を舞台にサバイブするために若いうちに身に着けて置くべきということが本当に伝わるか、今年が正念場です。